毎日の浴室掃除ではどうしても落としきれない、レールの隙間やドアの重なり部分にある汚れ。それらを一掃するために、意を決して古い浴室のドアを外して丸洗いに挑戦してみました。最初は「もし壊れたらどうしよう」という不安がありましたが、ネットで外し方を念入りに調べ、二人掛かりで作業を開始しました。結果から申し上げますと、取り外し自体にはかなりの力と根気が必要でしたが、その後の清掃で得られた清々しさは何物にも代えがたいものでした。 古い浴室のドアを外してみると、外からは見えなかったレールの裏側に、驚くほど大量のゴミが溜まっているのが目に入りました。石鹸カスと埃が混ざり合い、それが黒カビの温床となっていたのです。ドアを広い場所に移し、お風呂用洗剤をたっぷりかけて高圧洗浄機で洗い流すと、まるで新品のような輝きが戻りました。普段、開閉が重いと感じていたのも、これらの汚れが戸車に絡まっていたことが原因だったのだと、実物を見て納得しました。洗った後のドアは、驚くほど滑らかに動くようになり、毎日の入浴が少し贅沢な時間に変わったように感じます。 ただ、一つ反省点があるとすれば、外したドアの重さを侮っていたことです。古い建具は厚みがあり、濡れるとさらに滑りやすくなります。清掃中に一度手が滑りそうになり、ヒヤッとした場面もありました。もし、これから古い浴室のドアを外して洗おうと考えている方がいれば、必ず滑り止めの軍手を着用し、足元にタオルを敷くなどの安全対策を万全にすることをお勧めします。手間はかかりますが、家を大切に手入れしているという実感と、清潔になった浴室の空気は、間違いなくその苦労に見合う価値があります。大掃除の特別なメニューとして、古いドアの取り外し清掃は本当にお勧めです。