オートロックが突然開かなくなってしまった場合、焦らず適切な手順で対処することが非常に重要です。システム上の不具合や停電など、様々な原因が考えられますが、冷静な行動が被害を最小限に抑え、安全を確保するための鍵となります。まず、オートロックが全く反応しない、あるいは正常に作動しないと感じたら、慌てずに何度か試してみましょう。ボタンの押し方が不十分だったり、カードの読み取りが甘かったりする可能性も考えられます。それでも開かない場合は、まず他の住人が同じ状況にないか、周囲を確認してみるのが良いでしょう。もし他の住人も同様に開けられないようであれば、システム全体に問題が発生している可能性が高まります。次に、マンションの管理会社や大家さんに連絡を取ることが最も確実な対処法です。多くの場合、エントランスやエレベーターホール、あるいは賃貸契約書などに管理会社の連絡先が明記されています。緊急時対応の窓口が設けられていることも多いため、状況を詳しく伝え、指示を仰ぎましょう。管理会社は、システムのリセット方法を知っていたり、専門業者を手配してくれたりします。また、停電が原因でオートロックが作動しないケースも考えられます。マンション全体が停電している場合は、共用部分の照明なども消えているはずです。その場合は、電力会社に連絡して停電情報を確認し、復旧を待つしかありません。しかし、多くの場合、オートロックシステムには非常用電源が搭載されており、短時間の停電であれば問題なく作動するよう設計されています。もし、停電によってオートロックが完全に停止し、建物から出入りできない状況になった場合、火災などの緊急事態が発生した際に非常に危険です。このような状況に備えて、非常口の場所や、手動でロックを解除できる非常時の手順が建物内に掲示されているか確認しておくことも重要です。通常、非常口は施錠されていませんが、警報装置と連動している場合もありますので、むやみに開けるのは避けましょう。オートロックの不具合が、個人の持っている鍵やカードの問題である可能性もあります。
オートロックの不具合で開かない場合の緊急対処マニュアル